[路面のウラ]
WPFTRSも2年目を迎え、路面整備の方法なども徐々に解ってきました。初回は「路面」についての「ウラ話」を...。
ウエポン(以下WP)は桶川スポーツランドと同じ荒川河川敷であるものの、約2km下流にあります。その為か、桶川より土中の粘土分が多く、粒子も大変細かいという特徴があります。このあたりの土は「荒木田(アラキダ)」と呼ばれ、こねて焼くと壺や植木鉢ができそうなくらい良質な粘土分を含んでいます。粘土分が多くなると、水分がある時には「水ハケが悪い」「靴底やタイヤにひっつきやすく」なり、乾くと非常に固い路面になります。桶川のコースで大活躍していたトンボ(クルマで引く鉄骨のレーキ)がWPであまり機能しないのは粘土の多さのためなのです。
...フラットトラックを作るのに大変厳しい条件でありますが、何とか良い路面にすべく、トンボを引いて悪戦苦闘、グルグルグルグル回っていました。...グルグルしながら、フト、子供の頃遊んでて、ウンコ踏んでズリッと滑った事を思い出しました。ウンコを踏んだ後、靴底をズリズリ引きずったり、コンクリートの角になびったりしたでしょ、みんなも(^_^)!「なびったウンコ」はコンクリートにくっつき、靴底はキレイになった......。コレダ!!すぐさまトンボを取り外し、コースに多量の散水をしました。水分が浸み渡ったところで、クルマで「なびって」いきます。この時大切なのが、ソロソロと走らずに車速を出すこと。4輪ドリフトになろうが、振られようが、高めのスピードで走ります。「靴でウンコをなびる」作業をクルマのタイヤにさせるためです。靴底やタイヤにひっつきやすい土の性質を逆に利用し、路面に練りつけていくのです。こうして仕上げられた路面は「持ち」もよく、ホコリも少ないハードグルーブとなるのです。
...今回、路面が少し赤茶色っぽくなったのに気づいた人も多いと思います。以前の黒い路面(粒子の細かい粘土質)は、鬼グリップで左足が持っていかれ、走るのに気を使います。ほんの少し、赤土を混ぜ込むことにより、グリップレベルは落ちるものの、スチールシューが安定して滑り、ライダーは安心してコーナーに飛び込んでいけるのです。








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